着物のデザインを考えて、用紙に描き込む児童ら=唐津市の佐志小

 2020年の東京五輪に向けて世界各国をイメージした着物を制作する「KIMONOプロジェクト」で1月30日、唐津市の佐志小6年生が東欧のボスニア・ヘルツェゴビナの着物の柄をデザインした。同国の歴史や文化を踏まえ、画用紙に色を塗った。

 児童は準備として、同国で桜の植樹活動などに取り組む厳木町出身の伊藤登志子さん(73)から内戦に苦しんだ歴史を学んだり、インターネットを使って建物や食文化を調べたりした。自分がまとめた資料を見ながら柄を考えた。青と黄を基調にした国旗を参考に、同国で咲く花などを描き加えていた。

 浦田芽生さん(11)は画用紙の下半分に暗い色の花、上に明るい色の花を描いた。「戦争を乗り越え、これから平和になってほしいと意味を込めた」と話した。

 授業は、プロジェクトで唐津が同国を担当する活動の一環。児童が手がけた絵を参考に、3月にはデザインを決める。10月中旬には、完成した他の国の着物と合わせてファッションショーも開く。

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