江北町消防団第1分団第1部 米田孝一郎さん

 消防団に誘われた時、いやだとか、そういう気持ちは全然なかったですね。地元で浮立の太鼓をやっていて、祭りの仲間がそのまま消防団にいるという感じでしたから。この辺では、親が定年で退団すれば、息子が代わりに入るというシステムがまだ生きてますね。勤務先が伊万里市内で3交代制。地元で働いている人に比べれば力になれない部分も多いですが、「来られる時でいいから」と言ってもらったので、入りやすかったですね。

 2年ほど前、近くで民家3軒が全焼する火事がありました。それまで出動した現場はぼやばっかりで、あんな勢いのある火を見た時はぞっとしました。やっぱり実際の火災は訓練とは全然違う。放水する時、きちんと先頭の「筒先」に情報を伝達するとか、段取りが分かっていないと何の役にも立てない。以前は適当にやっても「なんとかなるだろう」ぐらいに思っていたんですが、ここでホースをつなぎ間違えたら、ちゃんと水が出ないとか、一つ一つの動作の意味を事前にしっかり考えるようになりました。考え方が大人になってきたというか、成長させてもらってますね。

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