唐津市消防団唐津支団鬼塚分団 坂本慎平さん

 8月だったか、初めて民家火災の現場に向かいました。3人でホースを持ったんですが、水圧が強くて。その時は無我夢中でしたが、後でひどい筋肉痛。でも、現場でこの法被を着ていると、住民の方が「頑張って」とか「大丈夫?」とか、ねぎらいの言葉を掛けてくれる。僕自身、以前ならやじ馬で見物するだけだったのが、消防の力になれているんだと、なんだか誇らしい気持ちになりました。

 昨年、横浜からUターンして、入団勧誘を受けた時は正直、奉仕活動に自分の時間を取られるのはいやだ、とか思ったんですが、地元を離れて長かったし、仲間づくりのつもりで入ってみると、全然イメージが違いましたね。上下関係はしっかりしているし、かといって厳しすぎるわけでもない。中には唐津くんちの曳(ひ)き子もいて、結束力は強いですよ。集まる時は集まる、遊ぶ時は遊ぶ。メリハリがありますね。

 社会人になると、どうしても人間関係が職場の中だけとか狭くなる。一歩踏み出して入団すれば、今までと違った仲間が増える。地域を守るという使命感も大事だけど、まずは「大人のサークル活動」みたいに楽しんでみるのもいいですよ。

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