カーレース大会でコーナーを駆け抜ける真生工業社長の中島功さん=大分県日田市(中島さん提供)

JAF九州選手権シリーズの優勝を喜ぶ真生工業社長の中島功さん=多久市

 カーレース大会「JAF九州選手権シリーズ」(日本自動車連盟九州本部主催)で、多久市の解体工事業・真生工業社長、中島功さん(51)が王座に輝いた。小さい頃から夢だったレース競技に48歳からチャレンジし、異例の“中年レーサー”の情熱が結実した。

 中島さんが参加したレースは「スーパーFJ」クラス。F1などと比較して排気量が少なく、初心者でも参加しやすいカーレースの登竜門となっている。昨年4~11月に大分県日田市のサーキット場で計5回開催された大会に出場。1位に2度入るなどの活躍を見せ、合計得点で九州地区の年間チャンピオンに輝いた。

 中島さんは幼い頃からレーサーにあこがれを持っていた。ただ、31歳で会社を立ち上げてからは事業の経営が忙しく、趣味の時間は持てなかったという。4年前に事業が安定し、子育ても一段落したことから、念願だったカーレースを趣味として始めた。

 大会では、周りの選手は若者ばかり。「反射神経では負けても気持ちでは負けない」と意気込み、気迫のこもったドライビングで勝利をたぐり寄せる。挑戦に年齢は関係ないことを証明し、「何歳になっても夢を持ち続ければ、いつか必ずかなう」と力を込めた。

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