■悩みの量も抱えられる量もひとそれぞれ

 よく精神症について、根性の問題だのやる気がないだのと、〝気の持ちよう〟で何とかしろ、というようなことを聞きます。ですが人それぞれ性格や体力が違うように、精神面の強さも人それぞれ違います。周りの人の意見により、つらさを我慢するのは間違いです。
 例として、Aさんに200gのストレスをあげても全然元気ですが、Bさんに同量のストレスを与えると重さでつぶれてしまいます。そのような「人それぞれ」を表現するためにコップを使いました。コップはそのコップの持ち主の悩み入れです。その中に入っている水が〝悩み〟です。真ん中のコップは、悩みがたまりすぎてあふれています。周りにはさまざまなサイズのコップがあり、あふれているもの、まったくないものなどがあります。ですが、他人は他人。そんなの気にせず、自分自身をしっかり見て、きつい、つらい、大変だと思ったらいつでも精神科へ来ていいのだ、と伝えるためこのような表現をしました。

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