高い総合力を発揮し、2年ぶり12度目の優勝を飾ったSUMCO伊万里の選手たち=唐津市民会館

 第71回東西松浦駅伝大会(佐賀新聞社主催、唐津市・伊万里市・有田町陸上競技協会主管、佐賀ダイハツ販売特別協賛)は28日、SUMCO伊万里の2年ぶり12度目の優勝で幕を閉じた。前回優勝の鏡体協が主力離脱で苦しむ中、高い総合力を発揮し、2位に4分6秒差を付ける圧勝。選手層の厚さが際立った。

 SUMCO伊万里は新加入の3区渕上慶一郎が区間賞で、6区加川英文も区間2位の好走。主力の4区永益邦弘、7区樋渡浩貴も区間賞を奪った。前後半とも出だしは遅れたものの、徐々に順位を上げ、前後半とも1位でゴールした。

 昨年38年ぶりに3位入賞した七山体協が一つ順位を上げ、2位に滑り込んだ。区間賞はなかったが、3区区間2位の藤江博文を筆頭に全員が1桁台で走り、安定感が光った。昨年故障で欠場した吉村の復帰も大きかった。

 今回、脚光を浴びたのは唐津市消防本部。昨年の10位から3位に躍進した。1区の荒巻裕太朗が区間賞の走りで流れをつくり、浪瀬峠越えの最難関5区は新加入の元箱根ランナー宇佐美聖也が区間新の快走。存在感を存分に発揮した。

 4位には玄海町体協が入った。実力者の美間坂幹の加入でオーダーが組みやすくなり、前回から二つ順位アップ。5位には連続71回出場の大川町体協が食い込んだ。

 前回からタイムを12分12秒短縮した唐津中部体協が躍進賞を受賞。15位から9位に浮上した鬼塚地区体協が敢闘賞に輝いた。前回覇者の鏡体協は主力3選手が転職などでチームを離れ、17位と厳しい結果に終わった。

 雨の中のレースとなったが、シード権を獲得した上位10強のうち5チームが前回よりタイムを向上させた。合同練習や若手選手の発掘・育成でチーム力の底上げに取り組み、大会をさらに盛り上げてほしい。

            時間 分  秒

(1)SUMCO伊万里 3:21:37

(2)七山体協     3:25:43

(3)唐津市消防本部  3:25:57

(4)玄海町体協    3:26:41

(5)大川町体協    3:29:58

(6)啓成中校区体協  3:30:46

(7)有田町体協    3:31:28

(8)青嶺中校区体協  3:32:37

(9)鬼塚地区体協   3:32:56

(10)伊万里中校区体協 3:33:12

(11)伊万里・有田消防 3:33:36

(12)二里町体協    3:33:52

(13)唐津市役所    3:34:26

(14)伊万里市役所   3:34:31

(15)山代町体協    3:35:12

(16)唐津中部体協   3:38:30

(17)鏡体協      3:39:27

(18)浜玉町体協    3:51:44

  * 伊西選抜     3:30:38

  * 唐松選抜     3:42:20

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