2月1日に稼働する戸上コントロールの第1工場。本社機能も備える=佐賀市久保泉町

 戸上電機グループで、電気・電子機器組立の戸上コントロール(佐賀市大財、石橋英紀社長)が2月1日、佐賀市久保泉町に移転する。景気回復による需要拡大が見込めるとして、本社機能を備えた2工場を新設。最新の設備を導入し、生産体制を強化する。

 

 戸上電機製作所に隣接する形で1977年に創業。電磁開閉器や電子測定機器などを組み立て、同製作所や空調、工作機器メーカーなどに納入している。2017年3月期の売上高は約40億円。産業用機械などの需要増に対応するため移転を決めた。

 新工場は、電磁開閉器などの電気機器を組み立てる第1工場と、電子機器を扱う第2工場の2拠点。久保泉工業団地内の工場跡を改修した第1工場に本社を置く。第2工場は近くに新築した。いずれも鉄骨2階建てで、延べ床面積は第1工場が約9千平方メートル、第2工場は約5600平方メートル。

 投資額は、新たに導入した自動組み立てラインを含め約18億円。生産能力は従来の大財工場に比べ1・5倍に高まるという。移転後も社員数は変わらず、210人のうち150人を第1、残りの60人を第2工場に配置する。

 石橋社長は「高速道路に近く、輸送に適した立地で事業拡大が期待できる」と説明。近くには戸上メタリックスなどグループ会社もあり、「互いに連携し、生産効率を高めていきたい」と話す。

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