認知症を患った96歳の母親の介護の大変さなどを伝える松島トモ子さん=神埼市中央公民館

 第10回神埼市社会福祉大会(神埼市社会福祉協議会主催)が27日、神埼市中央公民館で開かれた。大会には約450人が参加し、映画や舞台、歌手として活動してきた松島トモ子さん(72)が「母と暮らして」と題した講演で介護の経験を伝えた。

 松島さんは、子役時代から二人三脚でともに歩んできた96歳の母親が認知症であることを告白。「しっかり者の母だったので、まさか認知症になるとは」と当時の心境を語り、「最初は何が起こっているのか分からず、地獄のような日々だった。親子心中を考えたこともあった」と明かした。

 さらに、母親が認知症を患った直後には自身が約1年間仕事を休んだことにも触れ、「その時に、ファンの一人で元民生委員の人にアドバイスを求めたこともあった」と話した。現在はショートステイを利用できていることなども紹介し、聴講者に介護の大変さを語りかけた。

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