中学男子 首位でゴールする多久RCのアンカー諸田雄生=鹿島市陸上競技場

中学女子 1区で序盤から積極的に前に出る鹿島西部の松浦亜依=鹿島市陸上競技場

中学女子 首位でゴールテープを切る鹿島西部のアンカー西野天葉=鹿島市陸上競技場

中学男子 5人抜きでトップに躍り出た2区園田勢(左)がたすきをつなぐ=鹿島市陸上競技場

 2018クロカンフェスタinかしま(鹿島市体育協会・佐賀新聞社主催)は最終日の28日、鹿島市陸上競技場・クロスカントリーコースで中学駅伝(5区間11キロ)と一般駅伝(同)があった。22チームが出場した中学駅伝男子は多久RCのAチームが35分58秒で初優勝。15チームで競った女子は地元の鹿島西部が41分22秒で5大会ぶりに頂点に立った。

 多久RCは6位でたすきを受けた2区園田勢が一気に首位を奪い、最後までリードを守った。鹿島西部は諫早高付属(諫早市)との激しい競り合いを制した。

 一般は35チームが出場し、嬉野駅伝チームが37分47秒で優勝した。

 ※全部門とも5区間11キロ。1区2・6キロ、2~5区は2・1キロ

 【中学男子】(1)多久RC・A(山田基貴、園田勢、嘉村秋音、緒方太一、諸田雄生)35分58秒(2)啓成(田中廉、平山遊源、大島聖生、溝上賢伸、山口大雅)36分32秒(3)長崎・郷ノ浦36分35秒(4)長崎・川棚36分35秒(5)七山37分6秒(6)長崎・西大村B37分31秒(7)長崎・諫早高付属37分36秒(8)玄海みらい学園37分46秒

 ▽区間賞1区 新郷幸聖(福岡・石峯)8分14秒▽2区 園田勢(多久RC・A)6分34秒▽3区 竹下大貴(郷ノ浦)6分55秒▽4区 溝上賢伸(啓成)6分39秒▽5区 諸田雄生(多久RC・A)6分35秒

 【中学女子】(1)鹿島西部(松浦亜依、宮川泉穂、太田凜、太田佳穂、西野天葉)41分22秒(2)諫早高付属42分40秒(3)多久RC(堤麻尋、古川智那、園田叶夢、石橋日麻莉、諸田留奈)43分17秒(4)塩田44分0秒(5)成章A44分27秒(6)嬉野44分39秒(7)川棚44分44秒(8)長崎・広田44分49秒

 ▽区間賞1区 松浦亜依(鹿島西部)8分54秒▽2区 井上紗矢香(諫早高付属)7分39秒▽3区 原あかり(川棚)7分50秒▽4区 太田佳穂(鹿島西部)8分28秒▽5区 西野天葉(鹿島西部)7分45秒

 【一般】(1)嬉野駅伝チーム(下田貴志、中山直人、岡本宗一郎、松浦啓太、上滝寛記)37分47秒(2)FD鹿島A(片渕弘規、太田道大、柄本剛志、松永健太郎、山口大貴)38分47秒(3)七浦地区体協(松本一城、岡拓馬、馬郡圭太、眞崎秀則、佐藤大樹)39秒27秒(4)萱瀬体育振興会(長崎)39分38秒(5)佐賀LIXIL製作所40分25秒(6)PS鹿島42分27秒

 ▽区間賞1区 下田貴志(嬉野駅伝チーム)8分6秒▽2区 中山直人(嬉野駅伝チーム)7分16秒▽3区 松本健二郎(古枝地区体協)7分6秒▽4区 松浦啓太(嬉野駅伝チーム)6分45秒▽5区 野田聖(佐賀LIXIL製作所)7分12秒

■序盤から加速 多久RC

 中学男子は、3年生4人をそろえた多久RCのAチームが高い総合力で初優勝を飾った。2区の園田勢が5人をかわし、混戦から頭一つ抜け出す攻めの走りを見せ、アンカー諸田雄生も区間賞の力走を見せた。

 園田は6位でたすきを受けると、すぐさま加速し、コース前半で首位に躍り出た。右ひざに故障を抱え終盤はペースが落ちたが、チームをけん引する大車輪の活躍。「何より1番でたすきを持ってこられてよかった」と笑顔を浮かべた。

 3、4区と順位を守り、後続と5秒差でアンカーの諸田が出走。ライバルをぐんぐん引き離し、両手を高く上げてゴールに飛び込んだ。諸田は「チームで優勝を目標にしていた。達成できてうれしい」とはにかんだ。

■“ホーム”で底力 鹿島西部

 女子は地元の鹿島西部が激戦の末、5大会ぶり6度目の優勝を収めた。県中学駅伝を制したメンバーで挑む最後の大会。1区とアンカーで3年生が力を見せ、ホームグラウンドを舞台に有終の美を飾った。

 雪がちらつく中、号砲とともに全国中学駅伝で区間2位の走りを見せた松浦亜依が果敢に前に出た。区間賞の走りで諫早高付属に20秒差をつけたが、2区以降逆転され、競り合いが続いた。4区太田佳穂がラスト500メートルで首位を奪い、たすきは最終区に。西野天葉が後続に1分以上の差をつけてテープを切った。

 クロスカントリーコースはペース走などハードなメニューをこなす鹿島西部の練習場。信頼する先輩と栄冠を手にした2年の太田凜は「次の目標は11月の県中学駅伝優勝」と連覇へ闘志を燃やしていた。

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