フライパンでフェアトレードのコーヒー豆をいる参加者ら=佐賀市の国際交流プラザ

 途上国などの製品に対し、適正な金額を支払う取り組み「フェアトレード(FT)」について知ってもらうイベントが27日、佐賀市の国際交流プラザであった。親子連れらが参加し、FTのコーヒーを味わいながら、海外の遠く離れた生産者に思いを寄せた。

 

 FTは、先進国の買いたたきなどで搾取される途上国の生産者を、適正な取引で支援する取り組み。コーヒー豆やカカオなどのFT認定商品にマークをつけ、適正な価格で流通させる。

 イベントでは、エチオピアの伝統的な習慣「コーヒーセレモニー」を体験した。参加者ら約10人は、焙煎(ばいせん)される前の豆約100グラムを洗ってフライパンで豆をいり、ムカチャとゼナゼナと呼ばれる道具で砕き、すりつぶした。コーヒーが出来上がると、香ばしい香りが部屋中に広がり、みんなで味を楽しんだ。

 国際協力機構九州国際センター(JICA九州)が主催。JICAデスク佐賀の和田仁智さんは「国際協力のやり方が分からない人の入り口になれば。FTで生産者のことを考えるきっかけにしてほしい」と話す。

 世界のコーヒーやチョコレートを味わいながらFTの理解を深めるイベント「よかやん PolePoleCafe」は3月まで。毎月第4土曜に開催する。次回はFTのチョコやバナナを使ったお菓子作りを予定している。

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