今後の抱負を語る奨学生=佐賀市のホテルニューオオタニ佐賀

 嬉野市塩田町出身で、酉島製作所(大阪府)をポンプメーカー大手に育て上げた故・原田龍平氏が設立した原田記念財団の奨学生の激励会が27日、佐賀市のホテルニューオータニ佐賀であった。約190人が出席し、就職や進学を控える奨学生らが今後の決意を述べた。

 激励会では、財団理事長の原田耕太郎酉島製作所社長が「『自分たちが世の中を良くするんだ』という強い意志を持って社会に出てほしい」と力強くエールを送り、山口祥義知事は今年の明治維新150年を踏まえ「もう一度(明治維新のときのように)佐賀の時代を巻き起こしたい。その中心に皆さんがいることを期待する」と激励した。

 就職や進学を控える奨学生47人には記念品が贈られた。これまで学んできたことや進路について報告し「内定先の企業では学んだことを生かし、社会に貢献したい」「大学でさまざまなことを学び、国際的に活躍できる人材になりたい」などと意気込みを語った。

 財団は原田龍平氏が1981年に設立。県内の高校や九州の大学の工学部などに通う学生らの学術支援を行ってきた。2017年までの奨学生は1059人で、ポンプ産業に関連する研究団体への助成も含め、奨学金総額は8億200万円に上る。

このエントリーをはてなブックマークに追加