■支援の必要性知って

 「多胎の子育てしやすい環境を目指して」と題した講演会と勉強会(双子・三つ子サークルグリンピース主催)が、11月12日に佐賀市のほほえみ館で開かれた。

 講演会には支援者約100人が参加。石川県立看護大学の大木秀一教授が「多胎家庭の支援はなぜ必要か」をテーマに調査研究をもとに語った。その後、北海道で多胎育児サークルを開いている金森聖美さんが「妊娠期からのマイナートラブルや健診など一人では外出もできない。経済的にも支援が必要」と、自身の子育ての体験から具体的な支援の必要性を述べた。

 勉強会には保護者ら30人が参加し、浜松で多胎児サークルを開いている高山ゆき子さんの体験談に涙する場面も。グループ討議では、子育ての悩みにお互い共感し、励まし合ったり、工夫を教えあったりしていた。

 佐賀県に多胎サークルはグリンピースしかない。この講演会は多胎支援の必要性を多くの支援者に知ってほしいと開いた。その思いにたくさんの仲間が集まり、新たな方ともつながりを持つことができた。本当に感謝している。そしてこれを機にみなさんと連携しながら、子育てしやすい佐賀になるよう、これからも活動していきたいと思う。

(中村由美子・佐賀女子短大非常勤講師)

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