「唐津市陸上競技場」の看板を塗り替えた唐津工高駅伝部の生徒たち。写真後方の正面入り口に掲げた=唐津市和多田の同競技場

 唐津市和多田の唐津市陸上競技場の正面入り口にあった古びた看板が27日、ピカピカになって戻ってきた。練習や大会で使用している唐津工高駅伝部の選手たちが同競技場のリニューアルに合わせ、塗り替えを申し出た。

 同競技場は400メートルトラックの舗装など大規模改修工事に昨年8月から入り、2月1日から利用が再開される。部員と顧問の井原浩二教諭(46)で「役に立てることはないか」と考え、色がはげるなど老朽化が目立っていた看板の修復を思い立ち、市などに相談した。市によると、看板は1995年3月の改修時に掲げられ、文字は当時の野副豊市長が記したものという。

 長さ約4メートルの木製の看板で、文字は立体的な造形になっている。生徒たちは1、2年生の部員6人を中心に、3年生も加わって冬休みに作業。本体と文字を外して磨き、ひび割れなどを修復し、塗装を重ねた。27日に競技場で文字と本体をつなげ、設置した。

 2年生の中村哲汰主将は「新しい環境で練習できるのが楽しみだった。競技場とともに看板も一緒に見てくれたらうれしい」と笑顔で語った。

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