工房では、来年の作品展に向けて型紙作成やガラス切り、はんだ付けなどの作業が進む=佐賀市南佐賀のステンドグラス工房アルム

工房の入り口に掲げられているステンドグラス製のウエルカムボード

■工房に改装魅力伝える

 花と天使をモチーフにした看板が目印のステンドグラス工房アルム(佐賀市南佐賀)。工房内では、講座の受講生たちがティッシュケースやパネル、ついたてなど、思い思いの作品作りに励んでいた。

 幼少期から絵を描くのが大好きだった講師の江島美津子さんがステンドグラスに出合ったのは、子育てが一段落した40歳のころ。友人の作品に惹(ひ)かれて教室に入会すると、あっという間にのめり込んでいった。

 使用するガラスは、ヨーロッパの職人が一枚一枚手作りした物。小物なら2時間ほどで完成するが、大きな作品になると、数カ月を要する。「とにかくガラスを触っているのが楽しくて、時間を忘れて没頭した」と当時を振り返る。

 江島さんが工房を始めたきっかけは、作りためた作品の展示会だった。放送局や雑誌の取材を受け、習いたいという要望が多数寄せられた。思いきって台所と居間を工房にリフォームし、大勢の受講生にステンドグラスの魅力を伝えてきた。来年は15周年記念の作品展を予定している。

(地域リポーター・富崎喜代美=佐賀市)

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