県環境審議会で、地球温暖化対策計画の改定案を協議する委員=佐賀県庁

 佐賀県は、見直しを進めている地球温暖化対策計画に、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の考え方を明記する。国のSDGsの推進方針を受け、地球環境の保全などに国際社会が協力する取り組みを参考にしながら対策を実施する。計画は3月に改定する。

 SDGsは世界規模の環境問題の深刻化を受け、貧困や飢餓の廃絶、気候変動への具体的対策など30年までの17項目の目標を設定している。県は計画と関連が深い10項目を抽出し、気候変動の緩和と適応や環境に配慮した技術の導入拡大、森林保全などさまざまな課題の同時解決を目指すことを改定案に盛り込んだ。

 改定案へのパブリックコメントで寄せられたSDGsに関する意見を反映させ、26日の県環境審議会で報告した。委員の意見を踏まえて県側は目標に「水・衛生」を加えて11項目にする方針を示した。改定案では温室効果ガスを30年度までに13年度比で27%削減する目標を掲げ、家庭や業務など個別の削減目標を新たに加えている。

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