江島貴之記者の出前授業に聞き入る生徒たち=上峰町の上峰中

 佐賀新聞社の記者が幕末の歴史を分かりやすく解説する出前授業が26日、上峰町の上峰中(野口敏雄校長)であった。報道部の江島貴之記者が戊辰戦争などについて話し、2年生約90人が旧幕府と新政府の対立構造や戦争での佐賀藩の活躍について知識を深めた。

 出前授業は、県内の中学校に新聞を届ける「さが維新塾」の一環で開いた。江島記者は、新政府から討伐されそうになっていた会津藩を救うために「奥羽越列藩同盟」が組まれたことや、戦争を回避するためにさまざまな努力がなされたことを紹介。佐賀藩のアームストロング砲が会津城に大きな被害を与え、歴史の節目となる戦いを終わらせる要因となったことなどを解説した。

 質疑応答では、生徒が「アームストロング砲は大量生産できたのか」などと質問。江島記者が「アームストロング砲は佐賀藩が製造したのではなく、おそらく外国から購入した」との説を披露すると、生徒たちは興味深そうに聞き入っていた。

 講義を聞き終えた鶴田渓介さん(14)は「日ごろの授業では聞けない話が聞けて面白かった。佐賀藩が維新に密接に関係していたことが分かり、印象深かった」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加