甲子園出場が決定して喜ぶ伊万里ナイン=26日午後4時48分、伊万里市の同校

21世紀枠で選抜高校野球大会への出場が決まった伊万里の選手たち

 第90回記念選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が26日、大阪市内であり、「21世紀枠」の九州地区候補校に選出されていた伊万里が春夏通じて初の甲子園出場を決めた。佐賀県勢のセンバツ出場は小城が九州地区代表に選ばれた2007年以来、11年ぶり。

 伊万里は選考対象となる昨年秋の佐賀大会で躍進。主戦山口修司を中心に佐賀商、佐賀北などを破って準優勝を飾った。67年ぶりに出場した九州大会は初戦で沖縄尚学に敗れたが、攻守に粘り強い戦いを見せた。

 21世紀枠は都道府県大会で一定の成績を上げ、困難な条件の克服や地域への社会貢献などに取り組んでいる模範的な学校が対象。今回は全国9地区の候補校から伊万里、由利工(秋田)、膳所(滋賀)が選出された。

 一般選考の九州地区代表は、九州大会4強の創成館(長崎)、富島(宮崎)、東筑(福岡)、延岡学園(宮崎)が順当に選ばれた。

 大会には一般選考の33校に21世紀枠3校を加えた計36校が出場。3月16日に組み合わせ抽選会があり、23日に開幕する。

 ■伊万里 1916(大正5)年、伊万里町立伊万里実科女学校として開校。49年に県立伊万里高校となり、2015年に創立100周年を迎えた。全日制普通科で生徒数は595人(男子279人、女子316人)。半世紀以上続く理化・生物部のカブトガニ研究が有名。OBには陶芸家の十四代酒井田柿右衛門さん(故人)、脚本家の岡部耕大さん、NHKアナウンサーの松尾剛さんらがいる。伊万里市二里町。

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