佐賀銀行(陣内芳博頭取)は、大企業などで勤務経験がある移住希望者を福岡県内の取引先企業に紹介する「プロフェッショナル人材戦略拠点事業」の連携協定を福岡県と結んだ。高度な技術を持った優秀な人材を確保することで中小企業の人手不足を補い、経営安定や事業強化につなげる。

 内閣府が全国の自治体で進めている事業で、同行はこの事業を含む地方創生の協定を、2015年に佐賀県と締結している。筑邦銀行、北九州銀行と同様の協定を結ぶ福岡県が佐賀銀行に打診、22日に協定を交わした。

 協定に基づき、佐賀銀行は取引のある福岡県内の中堅、中小企業に人材ニーズを聞き取り、県と協力しながら就職を支援する。企業の技術開発や販路開拓、海外展開、生産革新、経営管理もサポートする。

 同行の担当者は「人手不足が深刻化し、若手技術者が育たないという悩みを取引先から聞く。技術承継などの課題を共に解決しながら、信頼関係を深めていきたい」と抱負を語った。

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