ノリが加工される工程を視察する一行=佐賀市川副町

 台湾の日本料理店の料理長ら5人が1月中旬、佐賀市の食品加工業者など10カ所を2日間かけて視察した。地元産品の輸出支援として市が招待した。台北市の一部店舗では3月から約1カ月間、市産品を使った料理フェアが開かれる予定で、イベントで使う食材も絞り込んだ。

 野菜やしょうゆ、ノリ、日本酒メーカーのほか、有田焼の窯元も回った。このうちノリ加工販売の三福海苔(川副町)では、機械でノリをカットして袋詰めする作業などを見学。料理フェアを予定する石福安(シーフーアン)料理長は「台湾のものより香りが高く、口の中でとろけるように味わいが広がる」と試食した感想を話した。

 市は2014年度から、台湾市場をターゲットにした食品輸出や観光推進事業を展開している。市商業振興課は「台湾は親日的で日本の食に関心が高い。市産品を知ってもらい、販路拡大の足掛かりにしたい」と話した。

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