佐賀県教育委員会は25日、無届けで個人のパソコン(PC)やUSBメモリーを学校内で使ったとして、県立工業高校の再任用男性教諭(63)を2カ月の減給処分(10分の1)にしたと発表した。ウイルス感染や個人情報の流出などは確認されていない。

 教諭は校務用PCの基本ソフト(OS)が更新されたため、従来の表計算ソフトによる採点ができなくなると誤解し、昨年10月下旬に無届けで旧OSの個人用PCを校内に持ち込んだ。

 11月28日には、個人のUSBを無許可で校務用PCに差し込んで作業をした。その際、セキュリティー対策ソフトが異常を検知し、県教育総務課の情報セキュリティー担当に通知され、不正使用が発覚した。別の個人用PCを持ち込み、業務と関係のないウェブサイトを閲覧していたことも分かった。

 男性教諭は昨年2月にも無許可で個人のUSBを使用したりソフトを取り込んだりして、4月に文書訓告を受けていた。白水敏光教育長は「情報セキュリティー対策に取り組む中で大変遺憾。改めて指導徹底に取り組む」とコメントした。

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