2年前に児童たちが菌打ちしたシイタケの収穫体験会=鹿島市山浦の自然の館ひらたに

 原木栽培したシイタケの収穫を体験する「しいたけ学校」が25日、鹿島市山浦の自然の館ひらたにで開かれた。自然を学ぶ取り組みで、この日は鹿島、七浦、明倫の3小学校の児童が参加した。2年前に菌を打ちこんだ原木から生えてきたシイタケを丁寧に摘み取り、収穫を楽しんだ。

 おととし2月、4年生だった児童が鹿島産のクヌギ500本に菌が入った種駒(たねこま)を打ち込んだ。能古見地区振興会が栽培し順調に生育。秋ごろから収穫していたが、最近は寒い日が続き数が少なくなっていた。

 6年生になって訪れた児童は直径10センチほどに育ったシイタケを一人一本収穫し「寒さで凍ることが分かり勉強になった」「焼いてしょうゆが一番おいしい」と笑顔を見せた。それぞれ持ち帰って調理するという。

 自然の館の職員は「キノコは菌が森の植物に栄養を送るため、生態系を原点から支える」と紹介。馬場喜彦館長は「シイタケが嫌いな人も多いが、これを機に自然の恵みを考えてもらえれば」と話した。

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