リクルーターの指定書を受け取る警察官=佐賀市の県警本部

 警察官を志す学生などを増やし、採用試験の受験者の増加につなげようと、佐賀県警は警察官42人をリクルーターに指定した。25日の指定書交付式には、18人が出席し、指定書を受け取った。今後、「佐賀県警の顔」として、有望な人材の確保に一役買う。

 リクルーターは、これまでに培った人脈を駆使し、自身の後輩や学生などに、警察官の仕事内容や、やりがいなどを伝え、佐賀県警に興味を持ってもらえるよう、母校を訪問するなどの活動を行う。

 リクルーターには、20~50代の幅広い年代の警察官が指定を受けた。今回から、各警察署にリクルーターが配置できるよう、異動が終わった今年4月にも指定を予定しており、県全域で人材確保に力を入れる。

 交付式では、引地信郎警務部長があいさつし、「民間企業の求人増加などで、受験者が年々減少している」と採用の現状に触れ、「力強い県警であり続けるために、有望な人材の獲得と育成が必要。一人でも多くの受験者獲得に全力を挙げてほしい」と激励した。

 リクルーターに2年連続で指定を受けた、小城署の梅崎哲也巡査長(33)は剣道の指導で小城市内の高校などを回り、学生や教師とつながりが持てたという。今年も「剣道を通じ、(警察官になる)自信がなかったり、(受験を)迷っている人がいたら、背中を押していきたい」と意気込みを語った。

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