佐賀県唐津市は24日、マンション2棟とアパート1棟で、水道の基本料金を過少請求していたと発表した。市職員のミスなどが原因で、市は時効が経過していない2年分をさかのぼって計108万7554円を75世帯に請求する。

 3棟(計60戸)で生じた過少請求額は計316万1582円。1カ月の基本料金で、メーター20ミリ口径の2116円とすべきを、13ミリ口径の1306円と低く徴収していた。所有者側がメーター機器を変更するなどした際に、水道局職員が誤って入力したり、施工業者がメーター取り換え完了報告書を誤記入したりした。

 過少請求は1棟は2007年から、2棟は13年から続いていた。長崎県大村市で同様の事案があり、昨年11月から全契約者約4万件で調査して判明した。濵田康裕水道局長は「複数でのチェック体制、報告書の現地確認をし、業者への指導も強めたい」と語った。

 請求額は1世帯で最大1万9440円になる。3棟はいずれも賃貸で、市は当初、弁護士と相談した結果として現在住んでいる57世帯だけに請求すると説明。「不公平では」との報道陣の指摘で「できる限り調査して転出者にも請求する」と修正した。

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