透明感のあるブルーの油絵に取り組む鶴丸澪子さん

 3月で88歳の米寿を迎える唐津市菜畑の鶴丸澪子(みおこ)さん(87)。自宅の黒板のスケジュールはコーラス、絵画など趣味から家族の用事まで、空いた日がないくらい、びっしり詰まっている。

 18歳で小学校の先生に。「楽しくて、面白くて。向いていたと思う」と振り返り、「今もちょこちょこ動き回るのが好き。先生、先生と呼ばれて。でしゃばりね。でも、人が支えてくれるの」と屈託がない。

 ニュースを見るのが好きで、政治に興味がある。それは、家庭に問題がある子や、貧しく親に捨てられたり、包丁を持って親から追いかけられたりした子どもたちと関わり、新任の先生たちと生徒指導の研究会を自宅で開いてきたからだ。

 「心配しすぎはだめ。考えすぎもだめ」。38キロという細い体で負けそうなくらいのパワーに脱帽です。(地域リポーター・吉井栄子=唐津市)

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