ヘタの回りに5つのこぶが花びらのように並んだトマトと吉田恵子さん

 佐賀県唐津市和多田の専業農家の吉田恵子さん(62)が、変形のトマトを見つけた。ヘタの回りに五つのこぶが並ぶ。40年近く栽培している吉田さんは「こぶが一つ、二つあるのはよく見かけるけど、こんなの初めて」と目を丸くする。

 自宅近くのハウスで20日朝、収穫作業中に目に留まった。黄色い花が開いたら、実がなるようにスプレーでホルモン処理を施すが、タイミングが早過ぎたり、遅過ぎたりすると変形して実がなるという。こうした実に気づけば、ほかの実に栄養が届くように青いうちに摘み取っている。

 仕事前に玄関先のプランターの花を見るのが楽しみという吉田さんは「まるで花のよう」。確かに隙間なく並ぶ直径3、4センチの五つのこぶが花びらを思わせる。上下ひっくり返すと、こぶが足となって据わりがいい。「近くに住む長女は『タコさんに見える』と言うんですけどね」

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