北朝鮮へ向かうため韓国北東部、高城の南北出入事務所を出発する韓国政府の先発隊=23日(聯合=共同)

 【ソウル共同】北朝鮮の平昌冬季五輪参加に合わせ、韓国と北朝鮮が実施で合意した南北合同行事の準備をする韓国政府の先発隊が23日、北朝鮮に入った。一行は25日に韓国へ戻る予定。

 南北は17日の次官級協議で、かつて南北経済共同事業で観光が行われた北朝鮮南東部の金剛山(クムガンサン)での合同文化行事開催と、馬息嶺(マシクリョン)スキー場での合同練習の実施を決めた。

 北朝鮮からは21~22日に「三池淵管弦楽団」の玄松月団長ら7人が、2月9日の五輪開幕前後にソウルと、平昌に近い江陵で公演を行う準備のために訪韓した。また北朝鮮は25~27日には五輪への代表団派遣準備のための先発隊を韓国に送る予定で、五輪に絡む南北交流事業の準備が本格化している。

 23日は韓国統一省の李柱泰(イジュテ)・交流協力局長ら12人が日本海側の道路から北朝鮮入り。滞在中、金剛山とスキー場のほか、スキー場近くの元山(ウォンサン)にある葛麻(カルマ)空港も下見する。李局長は軍事境界線を越える直前、韓国北東部、高城(コソン)の南北出入事務所で記者団に「行事が滞りなく行われるようきちんと見てくる。空港では(行事参加者が)空路で入れるか施設を点検してくる」と話した。

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