金丸弘美さんの新著「田舎の力が未来をつくる!」の表紙

 唐津市出身のジャーナリストで、食と地域づくりをテーマに取材を続けている金丸弘美さんが、新著「田舎の力が未来をつくる!」を出版した。サブタイトルは「ヒト・カネ・コトが持続するローカルからの変革」。郷土食や景観、文化など地域固有の資産で人を呼び込む国内外の実践例を紹介し、地方を元気にするための発想、ノウハウをまとめている。

 雇用、人材育成、海外展開など幅広い視点から、国が進める「地方創生」の実践モデルを、地域が主体となった新しい観光、農業の取り組みとともに取り上げた。

 若者を引き付けるために必要な発想の転換として、いち早く国際交流を進めてきた長野県川上村を紹介。現地視察などで先進的な米国の農業を学び、ケーブルテレビで都市部の市場動向を把握して農業に生かす事例を記した。

 体験を楽しむ訪日外国人の「コト消費」に注目し、歴史や文化など「総合力」を結集したインバウンド戦略について言及。消費者を見据えた集約型の米作りにも焦点を当て、持続的な農業の在り方を独自の視点で捉えている。

 四六判、232ページ。価格は税抜きで1600円。問い合わせは合同出版、電話03(3294)3507。

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