海洋ゴミの現状など10のテーマで発表があった松楠庠舎研修会=唐津市の第一中

 佐賀県内の現職やOBの理科教員を中心とした発表会「松楠庠舎(しょうなんしょうしゃ)研修会」が20日、唐津市の第一中で開かれた。10人が研究分野や取り組みを紹介し、参加者20人の質問に答えていた。

 唐津里海ネットの尾﨑健史さん(26)は、世界や唐津の海岸の漂着ゴミを報告した。「自分が住む小川島で1人で2時間拾い続け、ライターが800本近く集まった」などとし、「海洋ゴミの8割は川から流れ着いたものと言われる。しかし悪影響は離島部など限られた地域」と述べた。

 佐賀大学教育学部の嬉正勝准教授(46)は、見た目が似たムツゴロウとトビハゼの行動観察を紹介。「理科の先生になろうとしている学生が身近な有明海を知らないのは問題」と始めた取り組みで、それぞれの行動の特徴を解説した。

 研修会は唐津東高などで教壇に立った佐賀市の小形明代表(78)を中心に始まり、30年弱続いている。現在は教員に限らず、幅広いメンバーが交流している。

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