国内線の本年度上半期で春秋航空日本の欠航率最悪

 国土交通省がまとめた国内線の本年度上半期(4~9月)の欠航率で、格安航空会社(LCC)の春秋航空日本は3・35%と、主要11航空会社の中で最も高い割合だった。昨年同期(2・38%)より約1ポイント上昇している。今月12~15日も佐賀空港発着の成田便が機材繰りのため欠航しており、同社は「保有機数が少なくて機材繰りが難しいが、ダイヤ改正などで改善を図っている。今後も足場を固めて安定した運航を進めたい」としている。

 春秋航空日本は中国の春秋航空の日本法人で、成田と結ぶ佐賀線、広島線、新千歳線の国内3路線を運航している。佐賀線は昨年10月に1日2往復から1往復に減便となった。今月16日から広島線は1日2往復から1往復に減便し、新千歳線は1日1往復から運航見合わせになっている。

 国交省によると、上半期の欠航の理由は他路線の欠航などの影響で航空機などを手配できない機材繰りが67%を占め、天候22%、機材故障6%となっている。成田-佐賀線は、昨年8~9月に燃料漏れが発生した航空機の修理に伴って機材繰りがつかず、6日間欠航した。昨年度の1年間でも同社の欠航率は2・86%で最も高い。

 佐賀空港発着の羽田便(1日5往復)を運航している全日空は、本年度上半期の欠航率が国内分で1・09%。昨年度の年間では1・27%となっている。国土交通省は航空会社間の競争状況の確認とともに、利用者の航空輸送サービスの選択に役立ててもらおうと4半期ごとに欠航率などの情報を公表している。

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