煎茶の茶席を楽しむ来場客ら=佐賀市柳町の旧古賀家

茶がゆの御膳を味わう子どもたち=佐賀市松原の肥前通仙亭

 NPO高遊外売茶翁顕彰会(川本喜美子代表)は21日、佐賀市柳町の旧古賀家と同市松原の肥前通仙亭で「お正月文人茶会」を開いた。和服など思い思いの服装で集まった約160人が茶席を楽しみ、暖かな日差しの下で話に花を咲かせた。

 旧古賀家に煎茶、抹茶、ぜん茶(アシを使った茶)、中国茶の茶席が設けられた。来場客はそれぞれの茶席に列をなし、京都の煎茶道遊心会家元今坂崋山さんらの話や近藤イツ子さんの箏の音に耳を傾けながら茶を味わった。

 茶菓子は同市西魚町の鶴屋菓子舗が来場客の目の前で作り、抹茶の席では伊万里子ども茶道教室の生徒たちがかわいらしい所作を披露した。

 通仙亭では佐賀お茶がゆ会が嬉野茶の茶がゆで御膳を振る舞った。同会の野口博さん(65)=佐賀市=は「茶がゆを多くの人に知ってもらえる、こんな機会は大変ありがたい」と大きな鍋の前で汗をかいた。

 来場した佐賀市の福地静江さん(72)は「久々の茶席でちょっと緊張したが、たまにはこんな雰囲気も良い」と笑顔を見せていた。

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