議員からの質問に耳を傾ける山口祥義知事ら県執行部(写真奥)=県議会

 玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働について、山口祥義知事は6日、「県民の意見を広く聞いていくための取り組みが必要」と述べ、電子メールや手紙のほか、県内に「目安箱」を置いて意見を受け付ける考えを示した。県議会答弁に関する記者団の質問で明らかにした。

■第三者委、委員公募考えず

 目安箱は県内5カ所にある県総合庁舎などに設置することを想定している。設置時期は「原子力規制委員会の設置変更許可後になる」(石橋正彦産業労働部長)見通し。

 山口知事は同日の県議会一般質問で、設置の準備を進めている第三者委員会に関して「(委員として)県内の各界の幅広い代表の方から意見を聞こうと考えているが、このほかにも県民からメールや手紙で聞こうと考えている」と強調、公募の委員を置く考えがないことを明らかにした。「委員だけでなく広く意見を聞こうと考えているので、公募委員という形で狭めたくない」(知事)という。

 寄せられた意見は県のホームページでの公表を検討しているほか、「委員以外からも意見があるという方(専門家)がいれば、職員が聴取しに行って意見を公開するという作業もしたい」とも答えた。

 武藤明美議員(共産)の質問に対する答弁。一般質問ではほかに藤木卓一郎(自民)、古賀陽三(同)、青木一功(壮三会)、江口善紀(県民ネット)の4議員が登壇した。

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