藤吉和男さん(右)から手ほどきを受けて魚を調理する参加者=佐賀市のアバンセ

さばいたアジを細かく刻み、たたきにする参加者=佐賀市のアバンセ

 男性向けの料理教室が21日、佐賀市であり、20代から70代の22人がアジのつみれ汁とタイのごまダレ漬け作りに挑戦した。「定年後の趣味に」と参加した人も多く、慣れない手つきながらも1時間半かけて思い描く味に仕上げた。

 

 料理ブロガーとして活躍する鳥栖市の藤吉和男さん(54)がアドバイスした。アジは三枚におろして粘りが出るまでたたき、ショウガなどで下味を付けた。

 事前に一通り説明を受けたものの、レシピを何度も見て手順を確認する人も。「自宅で魚をさばければ安く済む」と参加した60代男性も、小骨を取り除く作業に四苦八苦していた。

 藤吉さんによると、最近は定年退職後に料理を学ぶ男性がますます増えているという。今回もキャンセル待ちが出るほどで、昨年定年を迎えた佐賀市の江島忠麿さん(60)は「仕事を辞めたら男は家にこもりがち。外に出るのは楽しく、料理ができたら、かみさん孝行にもなる」と話した。教室は県立男女共同参画センターが主催。3月にはエスニック料理をテーマに開かれる。

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