「九州ロボットシステムセンター」を開設した五誠機械産業の川島晃会長=佐賀市

 工作機械などを販売する五誠機械産業(佐賀市、南里史人社長)は、産業用ロボットを展示する「九州ロボットシステムセンター」を同社敷地内に開設した。全国の機械メーカー11社の最新技術を紹介し、ロボットの操作に関する研修も実施。オペレーターを育成しながら企業の導入を促す。

 センターは鉄骨1階建で、延べ床面積約600平方メートル。投資額は約1億円で、産業用ロボット導入に関する経済産業省の補助を活用した。

 人の腕のように複雑な動きをしたり、3Dカメラを使って自動で製品を取り出したりできるロボットなどを展示。ロボット操作の研修を受け、インストラクターの資格を持つ同社社員が操作法を教える。

 少子化による労働人口の減少を背景に、生産現場の人手不足は深刻化。人件費などのコストが安い海外に生産拠点を移す企業も増えている。同社の川島晃会長は「国内メーカーが生き残るためにはロボットの導入が欠かせない。ロボットを使いこなす技能者の育成も必要」とセンター創設の意義を語る。

 2月16、17日には約50社の産業用ロボットを同センターで特別展示する。問い合わせは同社、電話0952(34)5111。

このエントリーをはてなブックマークに追加