市役所前交差点から見た建て替え後の唐津市役所本庁舎のイメージ(唐津市提供)

 現地で建て替える唐津市役所の基本設計案がまとまった。3年後の供用開始を目指す免震構造の新庁舎は、多目的ホールや会議室など「市民協働ゾーン」を建物東側に配置し、閉庁時でも市民が利用できる。2月21日まで市民の意見を募集している。

 新庁舎は7階建て(7階は機械室など)、延べ床面積約1万7千平方メートルで、現在の議会棟と駐車場に建つ。現庁舎跡は駐車場になり、解体が始まった現広場は工事中は仮設駐車場で、その後は広場に再整備する。

 1、2階に市民がよく利用する窓口部門を集約。3階は総合管理部門と災害対策本部機能、最上6階に議会機能を集めた。執務空間は間仕切りがなく、部署再編に柔軟に対応する。

 広場を含めた建物東側を「市民協働ゾーン」と位置付け、1階に多目的ホール、4階に大小の会議室、唐津城などを一望できる6階にテラスと市民ラウンジを配置した。片側に集約することで夜間や休日の利用を可能にした。大きな庇(ひさし)を持つテラスはホールとの一体的な利用ができる。

 外観は城内の景観に配慮した落ち着いた色調で、直射日光を和らげる効果がある細長い板を縦に組んだルーバーが全面を覆う。

 市民センターや市のホームページで基本設計案を公開している。市新庁舎建設室は広場について「最後(の工程)なのでじっくり考えたい」として具体案を示していない。

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