講師を務めた森丘保典さん=佐賀市の県スポーツ会館

 スポーツ指導の資質向上を目的とした指導者研修会が21日、佐賀市の県スポーツ会館で開かれた。日本大学教授で、日本オリンピック委員会の強化コーチングスタッフも務める森丘保典さん(48)=写真=を講師に、子どもの運動を取り巻く現状や、ジュニア期の指導法などを学んだ。

 文部科学省が実施した調査によると、1週間の総運動時間が60分未満の児童が増えており、運動する機会の増大には、運動ができた喜びなど有能感を持たせることが必要とした。

 森丘さんは、競技スポーツを始めることに高いハードルを感じている子どもが多くいる背景にも触れ、「スポーツを広く捉え、体を動かす楽しさを伝える取り組みを」と呼び掛けた。

 研修は県体育協会などが主催し、県内の指導者約90人が参加した。熱中症対策やスポーツ現場での応急処置についての講義もあった。

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