京都大が昨年2月に実施した一般入試の物理の問題について、「解答が不能ではないか」などの指摘が複数あったことが21日、大学側への取材で分かった。

 京大は「対応を検討している」としている。

 指摘されたのは音を巡る物理の問題で、今月中ごろから京大に問い合わせが数件あったという。

 指摘したうちの1人、東京の予備校講師吉田弘幸さん(54)は「正解を導くための条件が不足しており、解答できない。受験生がどう考えれば良いか分からず、問題が成立していない」などとしており、「全員に得点を与えるか、採点対象から外すべきではないか。追加合格を出すか、できるだけ早く結論を出して発表してほしい」と京大に迅速な対応を求めたという。

 吉田さんは、大阪大が昨年2月に実施した入試について誤りを指摘したのをきっかけに知人から「昨年の京大の問題にも疑問がある」と連絡を受け、検証していた。

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