2区園田勢(多久中央中)からたすきを受けて走り出す3区光延誠(早大)=広島市

 入賞を視野に挑んだ佐賀県チームは、スタートダッシュできなかったものの、中盤巻き返して16位でゴールした。古川昌道監督(鳥栖工高教)は「流れに乗れない中、うまくレースをまとめてくれた」と、3年連続10位台で踏ん張った選手たちをねぎらった。

 1、2区を終えて24位と苦しい立ち上がりになったが、3区の光延誠(早大)が勢いをもたらした。「コースなら知っている。前を追うだけ」。4年連続でこの区間を担う経験も生かし、順位を三つ上げた。年始の箱根駅伝3区で区間4位だった実力を見せた。

 大学生の奮起に高校生も燃えた。初めて全国駅伝の舞台に立った4区の牧瀬圭斗(白石高)は「3年間の集大成にする」と、5人を抜く区間7位の力走でチームを16位に。さらに年末の全国高校駅伝1区で11位と好走し、5区を任された西久保遼(鳥栖工高)が区間5位の走りで2人をかわし、この日最高の14位まで順位を上げた。

 県高校駅伝で鳥栖工に敗れ、全国を逃してきた牧瀬は「やっと大舞台に立てたので、思う存分走った」。2年生の西久保は「順位は上げたけど、全国トップとの差を感じた。もっと強くなりたい」と向上心を燃やした。

■県勢レース経過

 県チームは序盤やや出遅れたものの、中盤から巻き返して16位でゴールした。

 1区平(白石高)は中間地点付近で集団から遅れ、23位でたすきリレー。2区の園田(多久中央中)は一つ後退したが、3区の光延(早大)が順位を三つ上げて21位に浮上した。続く4区の牧瀬(白石高)は区間7位の快走。5人を抜き、16位に上がると、5区西久保(鳥栖工高)も区間5位と奮闘し、14位まで押し上げた。

 終盤は6区の諸田(多久中央中)と7区梶原(ひらまつ病院)が一つずつ順位を落とし、入賞から遠ざかった。

県チーム成績

  • 1区(7キロ) 平 駿介(白石高)  (23)20分38秒
  • 2区(3キロ) 園田勢(多久中央中)  (26)8分 52秒  (24)29分30秒
  • 3区(8.5キロ) 光延 誠(早大)  (21)24分34秒  (21)54分4秒
  • 4区(5キロ)  牧瀬圭斗(白石高)  (7)14分39秒  (16)1時間8分43秒
  • 5区(8.5キロ) 西久保遼(鳥栖工高)  (5)25分23秒  (14)1時間34分6秒
  • 6区(3キロ) 諸田雄生(多久中央中)  (25)9分20秒  (15)1時間43分26秒
  • 7区(13キロ) 梶原有高(ひらまつ病院) (22)39分4秒  (16)2時間22分30秒
  • ※カッコ内の数字は区間順位と通算順位
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