「成人を祝う会」で乾杯する小林実菜さん(右)=佐賀市鍋島町のNPO法人ともしび

 佐賀市鍋島町で障害者や難病患者のための福祉事業所を運営するNPO法人「ともしび」(江頭邦子理事長)で20日、小城市から通う小林実菜さん(20)ら2人の成人を祝う会があった。家族や特別支援学校の恩師も出席し、新成人の仲間入りを、手作りの会で温かく祝った。

 「ともしび」の祝う会は3回目。自閉症や発達障害などがあり、初めての場所ではパニックを起こしたり、大きな声が出たりして「行政が開く成人式会場には行けない」という当事者がいたのがきっかけで「毎日通っている場所で開けば、参加できる」と企画した。

 ドレスアップした小林さんらが会場に入ると、「きれい」「よく似合っているね」と声がかかり、2人ははにかんだ。江頭理事長は「通い始めた2年前から、日々成長を感じられることに喜びを感じる」と祝いの言葉を贈り、特別支援学校の教師も「笑顔と元気を持ち続け、かわいい大人になって」などとエールを送った。

 参加した16人は炭酸入りのジュースで乾杯。「おいしい?」の問いかけに、小林さんらは、笑顔でうなずいていた。

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