ゲーム本番。1人ずつ順番に並び、ブロックの向きや位置を考えながらはめ込んでいく=佐賀市の佐賀北高

ミヤザキケンスケさんのワークショップを通じ、テトリスを模した巨大な作品を完成させた日韓の中高生たち=佐賀市の佐賀北高

 韓国と佐賀県内の中高生が芸術を通して交流を深める「日韓美術教育研修」が20日、佐賀市の佐賀北高であった。同校芸術コース出身で壁画アーティストのミヤザキケンスケさんが講師を務め、日韓の生徒でブロックゲーム「テトリス」を模した巨大な作品を完成させた。

 韓国の中高生28人を招待し、北高芸術科の1~2年生ら約30人が参加した。さまざまなブロックの形に切り分けた用紙が1人2枚ずつ配られ、生徒はクレヨンで模様や動物、漫画のキャラクターなどを思い思いに描いた。本番は2チームの対戦形式。時間制限の中で1人ずつ順番にブロックを置いていき、焦りが生んだミスや、チームで話し合った試行錯誤の過程も作品の一部となった。

 日韓の生徒が打ち解けた様子を前に、ミヤザキさんは「絵でコミュニケーションが取れ、一緒に盛り上がれることを覚えておいて」と語り掛け、参加したキム・ウォンさん(18)は「日本の生徒はとても親切で、一緒にゲームができて楽しかった」と笑顔だった。

 研修は、日韓交流や国際的な人材育成を目的に韓国のK-ART国際交流協会や日韓民間交流佐賀(金子剛会長)が開き、今年で13年目。韓国の生徒たちは23日まで4日間の日程で、佐賀や長崎に滞在する。

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