初回の朝活でプレゼンする清水さん=有田町の春陽堂(清水さん提供)

有田や地域の将来像などを語り合った朝活の参加者=有田町の春陽堂(清水さん提供)

自己紹介を兼ねて地域活性化へ「何をやるか」を話し合う参加者=有田町の春陽堂(清水さん提供)

 早朝の時間帯を使って町おこしへの思いを語り合う「朝活(あさかつ)」が、有田町で開かれている。町職員の清水康雅さん(20)が発案し、昨年末に開催した第1回では、午前7時スタートにもかかわらず、町内や伊万里市、長崎県からの参加者が、それぞれがやりたいことを語り合った。清水さんは「地域活性化への夢を語り合い、人のつながりをつくりたい」と参加者の広がりを期待している。

 清水さんは同町出身。長崎県佐世保市の高校を卒業後、公務員を目指して専門学校に進んだ。入学準備をしていたころに、2歳上の姉に誘われて、佐賀大生らが行っていた朝活に初めて足を運んだ。会場で同世代の話を聞きながら「佐賀を盛り上げたい」という熱い思いにうたれた。「めっちゃかっこよかった。『自分も』という気持ちになった」と振り返る。公務員試験の勉強の合間に時間をつくって話し合いの場に加わるようになった。

 昨年4月に有田町に採用され、現在は健康福祉課で業務に当たる。社会人生活に慣れ始めた頃、思い出したのが、地域の未来や起業の夢を語る学生らの姿だった。「さまざまな思いを持つ人たちの出会いの場をつくりたい」と、地域おこしの先輩たちの話を聞き、企画を温めた。

 初回は窯元勤務やデザイナーら仕事も年代もばらばらの13人が参加。1時間半ほど自己紹介を兼ねて地域の将来像を話し合う中で「出会いが広がれば何かが生まれる。主催者の立場を越えてわくわくした」と手応えを感じた。

 目標は近隣市町を含めた地域の活性化。「若さだけはある今だから『暴走』したい」と意気込みながらも、会を長く続けるため「無理せず緩く」をモットーに、仲間づくりを進める。今後も月1回ペースで開く。次回は27日の予定。問い合わせは「Arita Meetup Cafe(ミートアップカフェ」のフェイスブックへ。

このエントリーをはてなブックマークに追加