小さな子どもを連れて就職の面談に臨む求職者の女性=佐賀市のグランデはがくれ

 出産などで離職した子育て世代を対象にした就活イベントが19日、佐賀市であった。ベビーカーを押したり、小さな子どもの手を引いた女性が、ブースを設けた佐賀市近郊の事業所約20社を相手に面談し、子育てと仕事が両立できる職場を探していた。

 参加した企業は保険や製造業など多業種にわたった。アクサ生命保険佐賀支社(佐賀市)は1日6時間の短時間勤務などの福利厚生制度を掲げ、営業担当者を募集した。金型メーカーの聖徳ゼロテック(同市)は、自動車メーカーからの受注増を受けて工員の人手不足が深刻で、担当者は「最低でも1、2人は雇用したい」と話し、子どもの運動会や急な病気の時に休暇が取れる条件を提示した。

 7歳と2歳の子どものいる佐賀市の主婦(33)は、下の子が幼稚園に通い出すタイミングでの再就職を希望し、「夫の収入だけでは家計が不安だ。週休2日で、工場で働いていたキャリアが生かせる仕事を見つけたい」と話していた。

 イベントは佐賀県が主催し、3年度目。本年度は武雄市や鳥栖市でも開催してきた。

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