佐賀県が人権啓発を目的に作り、県内の全小学5、6年生に配布するクリアファイル。イラストと分かりやすい言葉で人を思いやる大切さを伝えている。

 人権への意識が芽生え始める時期に改めて他者を思いやる気持ちを育んでもらおうと、佐賀県が人権啓発のクリアファイルを作り、県内の全小学5、6年生1万5千人に配布する。県が目指す「人を大切に、世界に誇れる佐賀づくり」を担う次世代に、人の痛みに敏感に気づくことの大切さを伝える。

 クリアファイルはA4サイズで、デザインは県出身のイラストレーター、ムツロマサコ氏が手がけた。表面にはカチガラスをモチーフにした2羽の鳥が木の枝に止まって会話しており、その上には「こころないコトバできずついているひとはいませんか」の文字を配置した。

 ファイルに紙を挟むと、文字が変化する仕掛けも施している。1月下旬から2月上旬にかけて各校に配る。県人権・同和対策課は「人を大切にし、相手を思いやる心を、イラストを用いて分かりやすく伝えている。常に持ち歩くものなので、親子で人権を考えるきっかけになれば」と話す。

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