落合裕二県民環境部長から、環境省水・土壌環境保全活動功労者の表彰状を受け取る武富孝子さん(左)=県庁

 長年にわたり地域の水環境保全に貢献したとして、鹿島市の武富孝子さん(75)が環境省水・土壌環境保全活動功労者表彰を受けた。武富さんは「周りの方のおかげ。孫の世代に今のまま手渡せる環境づくりに引き続き励みたい」と受賞を糧にさらなる活動を誓った。

 武富さんは鹿島市職員として環境施策に関わり、県内初のペットボトルのリサイクル導入などに携わった。合成洗剤に比べ環境への負荷が少ない「トロトロ石けん」を作る教室を開き指導者育成にも力を注いだ。

 退職後も「環境行政に協力していただいた市民に恩返しがしたい」と、河川へのプラスチック製品の漂着ゴミなどをテーマにした「環境にわか」を上演するなど啓発運動にも積極的に取り組んできた。

 19日に県庁で伝達式があり、落合裕二県民環境部長から賞状が手渡された。武富さんは「プラスチック製品の破片を鳥や魚が食べて死ぬ環境被害が広がっている。プラスチック含め、全てをゴミにしない循環型社会の形成を訴えていきたい」と述べた。

 同表彰は本年度、全国で12団体、6個人が選ばれた。

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