映画「憲法を武器として 恵庭事件 知られざる50年目の真実」より(タキオンジャパン提供)

 自衛隊と日本国憲法を考える映画「憲法を武器として 恵庭事件 知られざる50年目の真実」の舞台あいさつが、2月4日10時から佐賀市松原のシアターシエマで開かれる(上映会付き)。稲塚秀孝監督と俳優の松崎謙二さん(無名塾)が登壇し、作品に込めた思いや映画制作の現場を語る。

 1962年に起こった恵庭事件とその裁判を描く。北海道千歳郡恵庭町(現恵庭市)の酪農家兄弟が、陸上自衛隊島松演習場の電話線を切断し、自衛隊法にある「防衛の用に供する物」を損壊したとして起訴。同法が日本国憲法第9条に照らし合わせて合憲かどうかが争点になった。事件の経緯や裁判の進行を追い、1967年に出された事件の判決に関わる新たな説話も明らかにしている。

 稲塚監督は「自衛隊は今、岐路に立っている。50年前の裁判を通して、私たちの国のあり方が本当にこれでいいのかを見直したい」と話している。

 上映は3日から9日まで。4日の舞台あいさつ付き上映会は通常の映画鑑賞料のみで鑑賞できる。問い合わせはシアターシエマ、電話0952(27)5116。

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