チャーター便で佐賀空港を出発するタイガーエア台湾の航空機=2月28日、佐賀市川副町(佐賀県提供)

 佐賀県は2月7日、台湾で初の総合プロモーションを実施する。プログラムチャーター便の就航で観光客が増え、佐賀牛の輸出も再開される中、山口祥義知事や経済界の代表ら約70人が参加する。官民が連携した「オール佐賀」で年内の定期便化や輸出拡大などを後押しし、さらなる関係強化を図る。

 プロモーションに参加するのは、山口知事のほか石倉秀郷議長ら県議、県商工会議所連合会の井田出海会長、佐賀銀行の陣内芳博頭取、JA佐賀中央会の金原壽秀会長ら。台湾で実質的な外交窓口になる団体のほか、格安航空会社(LCC)のタイガーエア台湾、日系企業による経済団体などを訪れる予定。

 台北市のホテルで開くPRレセプションには、現地の関係機関や旅行、流通、航空業界、マスコミなど約150人を招待。佐賀牛やのり、日本酒の試食・試飲のほか県産食材を使った料理を提供する。焼き物や家具などの伝統工芸品や県の取り組みも紹介する。

 佐賀空港と台湾の台北桃園国際空港間は昨年6月から、週2便のプログラムチャーター便が就航。12月までの累計搭乗率は83・8%と好調だ。台湾から県内を訪れた人の年間延べ宿泊者数も、2013年の1万3800人が17年は10月までで5万7620人と4倍以上に増えている。

 昨年9月には16年ぶりに台湾で日本産牛肉の輸入が解禁され、佐賀牛は10月から輸出を再開している。県産のりなどの加工食品や諸富家具を取り扱う業者もあり、市場拡大が期待される。プロモーションと併せて各団体の交流や営業活動、商談なども行う。山口知事は「台湾で佐賀の魅力をPRし、交流を広く深いものにしていきたい」と話している。

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