個人情報で女性に連絡 東部水道・主幹

 佐賀東部水道企業団は19日、佐賀県三養基営業所の男性主幹(57)が水道使用者の情報を基に好意を寄せた女性にメールを送っていたとして、停職4カ月の懲戒処分にした。監督責任で松尾安朋企業長の給料を10分の1減額(1カ月)する。

 企業団によると、男性は昨年5月、行きつけの飲食店で顔見知りになったアルバイト女性の氏名を手掛かりに、企業団の水道使用者情報を閲覧、携帯番号を取得した。12月下旬に女性が店を辞めたことを知り、「店を辞めたと聞いて残念」「使用者情報で番号を知った」という趣旨のメールを計5回送ったという。

「付きまとわれないか怖い」女性の通報で発覚

 女性は以前に電話番号を聞かれたが、教えていなかった。1月4日に女性が「今後、付きまとわれないか怖い」などと企業団に通報したことで発覚した。担当所長を戒告、所長補佐を文書訓告とした。

 企業団(佐賀市、神埼市郡、三養基郡の6市町)は昨年3月末現在で4万2455戸に給水、法人も含め約14万件の情報を管理している。職務上、一部の職員は氏名をカタカナで入力すると使用者情報を閲覧できる。今後、研修を開き、職員の意識向上に取り組む。

 会見を開いた松尾企業長は「個人情報の不正使用で事業への信用を失墜させ、公務員としての信用を傷つけたことを深くおわびします」と陳謝した。

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