九州農政局との意見交換会であいさつするカチカチ農楽が~るの黒木貴子会長(中央)=佐賀市の九州農政局佐賀県拠点

 昨年11月に結成1周年を迎えた県内の女性農業者グループ「カチカチ農楽が~る」と九州農政局との意見交換会が17日、佐賀市の九州農政局佐賀県県拠点で開かれた。メンバー15人が参加し、現場で感じた率直な思いや疑問を投げ掛けた。

 農水省の施策について、メンバーからは「ホームページの内容が詳しすぎて、補助金の使い方などが一目で分からない」、「GAP(農業生産工程管理)取得に関する情報が少ない」といった意見が出た。農業以外から転身する新規就農者への支援に対し、「生産技術だけでなく、経営面の指導強化が必要」との指摘もあった。

 メンバーの1人は、農業の現場で当たり前に使われている専門用語の意味が分からないことも多いと戸惑いを口にし、「言葉の意味から教えてもらえるような場があると、女性も対等な立場で話ができるようになるのでは」と説明した。

 意見交換会は、国の農業施策に女性の声を生かそうと初めて企画された。黒木貴子会長は「今までどこに相談していいか分からないこともあったが、直接意見を伝える機会をつくっていただきありがたかった」と話した。

 農政局の担当者からは、2019年に導入される収入保険や、6次産業化に関する施策の説明もあった。

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