JR新鳥栖駅に飾られた生け花を前に、左から松隈教諭、上林さん、森野さん、澤田駅長

生徒に生け花を指導する飛松美智子さん(右)=鳥栖商高

 鳥栖商高華道部が学校近くのJR新鳥栖駅に生け花を飾るボランティアを始めた。部員たちは「駅利用者に少しでもホッとしてもらえれば」と心を込めて生けている。

 華道部は1年生9人、2年生2人の計11人で、同市元町の池坊、飛松美智子さん(75)の指導を受けながら週2回、同校内で稽古している。

 昨年、新鳥栖駅の澤田重信駅長が鳥栖観光コンベンション協会に「利用客おもてなしのために花を飾れないか」と相談。鳥栖商高に華道部があることを知り、訪問して協力を要請した。

 これを受けて、華道部では部員2人ずつの当番制にして、部活で生けた花を昨年末から駅に飾り始めた。

 2回目の18日は、当番となった森野ほのかさん(16)と上林美南(みなみ)さん(15)の1年生2人が校内でバラ、五葉松、カスミソウ、モンステラを花器に生け、顧問の松隈京子教諭と新鳥栖駅に運び、改札を入った待合室横にあるテーブルの上に飾った。

 新年を表す松とピンクのバラで1年を明るく過ごせるように、との願いが込められており、2人は「少しの時間でも足を止めて見てもらえたら」と話す。

 今後は月に数回生け替える予定。飛松さんは「駅に飾ることで、生徒には楽しみと程よい緊張感が生まれ上達にもつながる」と言い、澤田駅長は「利用者に喜んでもらっている」と感謝している。

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