佐賀県内でも増加傾向にある外国人技能実習生をテーマにしたセミナーが21日午前10時から、佐賀市の県国際交流プラザで開かれる。技能実習制度に詳しい斉藤善久神戸大大学院准教授を招き、現状や課題を考える。

 県内で暮らす技能実習生は2017年10月1日時点の推計人口で1863人に上り、在留外国人の中で最多を占める。一方で、最低賃金を下回る時給で時間外勤務を課せられるなど全国的に「安価な労働力」とみられてきた側面もあり、昨年11月には実習の適正な実施や実習生の保護をうたった「技能実習適正化法」が施行された。セミナーでは、斉藤氏が国内外で手掛けてきた調査や新法を踏まえて解説する。

 県内で日本語教室を開く「国際コミュニケーションネットワークかけはし」が主催する。代表の越田舞子さんは「『最近、外国人が増えてきたな』と感じている人を含め、広く実習生の現状を知ってほしい。誤解や偏見を減らし、地域住民からの声掛けが少しでも増えれば」と話す。

 参加費200円。問い合わせは越田さん、電話080(6446)0529。

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