新設した知事会見室でオスプレイ配備計画などの考えを説明する山口祥義知事=佐賀県庁

 佐賀県の山口祥義知事は17日の定例記者会見で、佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画に関し、防衛省に要請している安全性の説明について、2月定例県議会前の実施を望む考えを示した。年内の公算が大きい知事選に出馬するのかどうかは「話をする時期ではない」と述べた。

 米軍オスプレイの相次ぐ事故やトラブルを受け、県は防衛省に対し安全性に関する説明を求めている。時期について山口知事は「防衛省で準備が整い次第、しかるべき時期に来ていただけると思う」とした上で、「できれば、2月議会は新年度予算を審議する重要な議会なので、その前に来ていただければ議論ができる」と答えた。

 補償や安全性など、漁業者に理解を得るためのさまざまな施策に関しては「国と鋭意協議を続けている」と説明した。安全性の説明と同時になるのかどうかを問われ、「われわれとして、漁業者に話ができる内容まで練り上がっていくのかは見通せない」と述べるにとどめた。

 年末に実施される見通しの知事選への出馬については、「国策の重要案件が目の前にある。(今は)そちらに注力する時期」として明言を避けた。表明の時期は「県民がどうお考えかも含めて一定の時間が必要」との見解を示した。

 一方で残る任期が1年を切り、時間をかけなければ成果が見えない事業があると指摘し「3年は短い」と感想。「本当に花を開かせるにはもう少し時間がかかる」として2期目への意欲をにじませた。(林大介)

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